音の涙・バンドやベースの初心者ガイド

「千の風になって」を聞いて、クッキリした死生観

   

私は10歳くらいの頃から、ハッキリと「死」というものを認識し、日常的に意識する様になりました。

死は常に怖いものとして私の中に存在し、いずれ理不尽に無に還ることの悲しみが、いつも心のどこかにある少年でした。

死後の世界や輪廻を前提とした死生観を語る宗教では、なにひとつ救われませんでした。

やがて、中学2年生になりロックに出会いました。

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私の場合「魂を抜かれた」というよりも、「こんなに自由に生きてる大人がいるんだ」という衝撃を受けました。

それから楽器やバンドに夢中になる中で、私の中にあった悲しい「死」の解釈が少しだけ変わりました。

もし、人々の記憶に残る様な生き方ができれば、星になれるんじゃないか?と思う様になったのです。

よく死ぬ事を「星になる」と形容しますが、「星になる」にはそれこそスターになって、人々の記憶に残る様な生き方をしなければいけないと思う様になりました。

いずれ肉体が機能停止するなら、命の限り燃やし尽くして生きていこうじゃないか!と思える様になったのです。

その実践者が、私が大好きなアーティストたちだったのです。

私もその一人になることを目指しました。

その後、何年か経ち「千の風になって」に出会い、衝撃を受けました。

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私の死生観を代弁してくれているどころか、もっとポジティブに、そしてライトに死を解釈しているではありませんか。

星になったのでは、その場から動くことはできません。

しかし、風なら自由に動き回れます。

いつでも、大切は人たちに会いにいけるじゃありませんか。

死んだら風になる…

だから、たくさん大切な人を作り、誰かをすこしでも深く愛し、すこしでも多く世の中の役に立とう!と思えたのです。

もし、大勢の人の記憶に残ることができなかったとしても、自分のサイズでもいいから精一杯生きていきなさい…と言われた気がしました。

そうすれば、死んだってちっとも寂しくありません。

命の限り、精一杯生きる意味がクッキリしました。

さて、お墓の問題はそれをビジネスにしている人もいるし、残された人の思いも関わることですので深くは言及しませんが、個人的には必要ないと思っています。

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