音の涙・バンドやベースの初心者ガイド

闇を表現するということ・暗い名曲も紹介

      2015/11/02

人間は、誰しも光と闇の両面を持っています。

闇はどこかで吐き出さなければ苦しく、溜め込んでしまえば、行き場所の無い怒りや憎しみに変わります。

悲しい事に「他者を傷つける」というアウトプット方法を選択してしまう人さえもいます。

そんな闇は、大きなエネルギーであるとも言えます。

闇は、創造や発言、行動の出発点にもなり得るのです。

そして、その闇を払拭するひとつの手段として「表現する」という方法が用いられるのです。

だから、自らの中にある思いを表現するアーティストやバンドの作品にももちろんそれが見られます。

それは、闇のアウトプット方法として、とてもポジティブなことです。

ジャズやブルースは、奴隷として虐げられた者たちが少しでも前向きになろうと生みだした音楽です。

パンクは、社会や大人に対するアンチテーゼから誕生しました。

ヒップホップの精神だってそうです。

人間のネガティブな感情を、暴力や自虐ではなく、音や言葉に変えていったのです。

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音楽は自由だからこそ

音楽は自由だから音楽なのです。

オシャレなお祭り男やカッコいい不良が歯切れのよい言葉だけを選んで作る音楽もある一方で、暗く腐った寂しい心をただひたすら内省的に歌う人がいたっていいんです。

嘘偽りの無い闇を表現することで自分も救われ、それを誰かが聞いて満たされたり、気づいたり、前向きになれたりするのです。

音楽を通して、人と人が少しだけ分かり合えるなんて、とても素晴らしことです。

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暗い名曲たち

amazarashi「爆弾の作り方」

amazarashiの素晴らしいところは「爆弾の作り方」に限らず、闇と戦っているのが伺える点です。

本音の闇を歌うのと同時に、自分なりの答えも歌っています。

闇を表現するという事自体がポジティブなのに、歌詞の中にもポジティブさを入れています。

多くの曲で「闇がある、だから自分はこうする…」と言った構成になっています。

THE BACK HORN「ひょうひょうと」

THE BACK HORN「ひょうひょうと」は暗くて大好きな曲ですが、この曲が収録されているメジャー1stアルバム「人間プログラム」は全編的に暗い名盤です。

このアルバムでメジャーデビューかよ!と、思わず唸ってしまいます。

Mr.Children「Bird Cage」

Mr.Childrenからは暗い曲をイメージできないという人も多いと思いますが、実は1枚のアルバムに最低でも1曲以上は暗い曲があります。

それがとても良いのです。

中でも「Bird Cage」は最高です。

Mr.Childrenがこれほど広く多くの層に永く愛されている理由がここにあると思っています。

人間の精神の光も闇もひっくるめて、嘘偽りのない曲に昇華する。

この姿勢を徹底し、戦いながら曲を生みだし続けているからこそ、多くの広い支持を永く受けられるのです。

ザ・フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」

言わずと知れたフォークの名曲です。

これほど美しくシンプルなメロディで、ひたすら「虚しさ」を歌っています。

般若feat.Kohh「家族」

暗い過去と葛藤、そしてそれを受け入れ、許していくという内容の名曲です。

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