音の涙・バンドやベースの初心者ガイド

転調とは・転調が光る名曲も紹介

   

転調とは、曲の途中で調(キー)が変わる事です。
昨日(2016年1月14日)NHK亀田音楽専門学校が「J-POP大躍進」というタイトルで放送されていて、番組の中で転調にスポットが当たっていました。
J-POPが大躍進した1994年〜99年のヒット曲には、インパクトの要素として転調がふんだんに使われているとのことで、深く掘り下げられていました。
とても面白く有意義な内容だったので、それを元に転調について解説したいと思います。

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どんな時に転調を使うか

亀田音楽専門学校では、転調が光る名曲をたくさん生みだしているソングライターとして、小室哲哉がフィーチャーされていました。
音楽業界内で「小室転調」なる言葉が生みだされるほど、小室哲哉の楽曲には秀逸な転調が多様されています。
そして、小室哲哉が転調を使う際の目的として「驚き」と「そのシンガーの力強い音域を出ないため」という点がピックアップされていました。
例えば、篠原涼子の「恋しさと せつなさと 心強さと」はサビで急に転調するのですが、それは「篠原涼子が力強く歌える音域をメロディを変えずに維持する為」なんて話がありました。

また、渡辺美里の「My Revolution」でもサビで転調するのですが、こちらは曲を聴く人を「驚かせたい」という思いから施したものらしいです。

さらに、ゲスト講師であるGLAYの「誘惑」に転調がふんだんに使われているとの事で取り上げられていて、作詞・作曲をしたTAKURO曰く、とにかく聴く人を驚かせるインパクトを盛り込みたかったと語っています。

つまり転調は「驚き与えたい」とか「シンガーが歌いやすい」という理由で使われることが多い様です。

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転調が光る名曲3選

木村カエラ「Butterfly」

この曲はイントロが終わり、いきなり歌が入るAメロで転調しています。
冒頭で良い意味の違和感に掴まれるのも、転調が力が大きいと思います。

ポルノグラフィティ「サウダージ」

この曲は、最後のサビの最後のワンフレーズから転調し、キーが半音上がっています。
この手法はポピュラーミュージックでよく使われる最もスタンダードな転調です。
結末をよりエモーショナルでドラマティック持っていくためのテクニックです。

「あの素晴らしい愛をもう一度」

平坦な印象が続く曲なのですが、後半に転調を入れることで曲全体に抑揚をつけています。

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