映画ブラフマンの感想
2017/02/21
まずはBRAHMANというバンドの紹介からはじまります。
紹介と言っても、ネット上で拾える様な断片的で表面的な紹介ではありません。
メンバーの家族、音楽仲間、文化人仲間、ビジネスパートナーたちがBRAHMANやメンバーについて語り尽くします。
作品やライブを通して触れるBRAHMANとはまた違った面を知ることができます。
カメラの前で語るだけじゃなく、箭内監督自らメンバーの実家に迫ったりしてBRAHMANを掘り下げています。
なんと、旧メンバーであるNABEの家族やDAISUKE(声のみ)も登場します。
正直、これほどBRAHMANというバンドの核に迫った内容だとは思いませんでした。
そして、BRAHMANの作品づくりの現場にも深く迫ります。
「其限〜sorekiri〜」を生み出す苦悩がリアルに記録されています。
BRAHMANの独特な作品はこうして生まれるのか…と、息をのんで見入ってしまいました。
「映画 ブラフマン」は、BRAHMANのファンやバンドマンはもちろん、そうじゃない人でも何か大切なメッセージを受け取ることのできる映画だと思います。
音源やライブにはない、ドキュメンタリーという手法だから心に届くBRAHMANの魅力がたっぷり詰まった映画です。
映画ブラフマン情報
監督・撮影・編集 / 箭内 道彦
時間 / 120分
リリース / 2015年12月
Sponsored Link