クリック(メトロノーム)練習とは【動画あり】
2016/06/16
目次
クリック練習は超重要
メトロノームに合わせるクリック練習は、とても重要な練習なのですが、それなりにキャリアのある人でも結構やったことがない人が多いです。
クリック練習をするきっかけが無い人もいれば、食わず嫌いな人もいます。
リズム感の悪さを指摘してくれる人がいない場合や、クリックを聞いてレコーディングをする経験をしたことが無い場合など「クリック練習が必要だ!」と思う場面に出くわした事がない人なのかも知れません。
確かに地味な練習ですので、意義も分からず進んでやろうとは思いません。
しかし、天性のリズム感を持っている一部の人じゃない限り、ほとんどの人にクリック練習は必要です。
今後、色んな表現(ライブやレコーディング)にトライしていく中で、色んな共同制作者と活動を共にする中で、リズムキープ、テンポキープが技術として身に付いてないことは明らかに問題と言えます。
クリックに合わせられない=他のパートに自分の演奏を合わせられないということになるからです。
クリック音ともグル―ヴを出せない人が、想像もしない音を出す血の通った人間と本当のグル―ヴを出す事はできません。
私自身も初めてやってみた時、いかにテンポやリズムのキープができていないか思い知らされ、数日間はヘコみました。
また、クリック練習はリズムの役割を大きく担うドラマーやベーシストに限らず、上もののプレイヤーやシンガーにとっても重要です。
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クリック練習に必要なもの
自宅でやる場合は、デジタルorアナログのメトロノームや、メトロノーム機能の付いたチューナーやリズムマシンを使います。
最近ではスマホアプリもある様です。
好きなBMPでクリック音が出せれば何でもいいです。
スタジオでやる場合は、それらをミキサーにライン出力します。
スタジオで借りれたり、部屋の中に備え付けられている場合もあります。
実際にやってみる
まずは練習する曲を聞きながら、だいたいのBPMを決めます。
そしてクリックを流し、クリックを「表」に置いて合わせます。
それができる様になったら、クリックを「裏」に置いて合わせます。
さらに難易度の高い練習方法として、実際に演奏するBPMはそのままで、クリックのBPMを半分にします。
基準となるクリック音が半分になることで、キープするのが難しくなります。
それを「裏」に置いてやるなど、更なる応用練習もあります。
BPM 122 クリック(メトロノーム)を「表」に置いた練習
BPM 122 クリック(メトロノーム)を「裏」に置いた練習
BPM 61 クリック(メトロノーム)を「表」に置いた練習
BPM 61 クリック(メトロノーム)を「裏」に置いた練習
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日常生活でクリック練習
携帯用オーディオプレイヤーなどにクリック音を入れて、それに合わせて歩いてみたり、エアーピッキングをしてみたりと、日常生活でもクリック練習はできます。
クリック音じゃなくて、好きな曲でもいいでしょう。
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