ライブハウスに出演する方法・初ライブをやろう!
2015/08/24
バンドを組み、曲がいくつかでき、バンドで演奏ができるようになったら、やっぱりライブがしたいですよね。
今の時代は、インターネットで音源を公開し、色んな人に聞いてもらえる様になりましたが、やっぱりバンドをやる以上、ライブができないといけないですし、何よりそれが一番の幸せじゃないでしょうか。
ここでは、ライブハウスに出演する流れを説明したいと思います。
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ライブハウスに申し込む
まずはライブをやる為にライブハウスに申し込み、ライブハウスが主催するブッキングイベントに組み込んでもらいます。
ブッキングイベントは、ほとんどの場合平日に行われていて、カラーの似たバンドを5バンド前後集めて行われます。
どのライブハウスがいいの?
どこのライブハウスに申し込めばいいのか分からない場合は、目安としてキャパ(収容人数)が200以下の会場が良いかと思います。
インターネットで「ライブハウス キャパ」といったキーワードで検索すると、全国のライブハウスのキャパシティを調べることができます。
気になったライブハウスのサイトに行くと「出演者募集!」といったページがあると思うので、探してみてください。
出演者募集のページが無くても、ライブハウス主催でイベントをやっていたりするので、電話で問い合わせてみるといいです。
ライブハウスのスタッフはみんないい人ばかりです。
音楽やっている人で悪い人はいませんw
デモ音源について
ライブハウスに申し込みをする際には、デモ音源が必要です。
可能であれば、自分たちのバンドのカラーが分かる曲を3曲以上は持っていくといいです。
ライブハウスにはブッキングマネージャーという立場の人がいるのですが、ブッキングイベントが盛り上がるように、またバンド同士が切磋琢磨できるように、色んな事を考え、イベントを作り上げていきます。
そのとき、あなたのバンドがどんなバンドか分からなければ、自分たちに合ったいいイベントに組んでもらえないこともあります。
ですから、スタジオの天井についているマイクから備え付けのレコーダーで録音したものよりは、レコーディングスタジオとまではいかないものの、できれば各パートをマルチトラックで録音し編集したものが好ましいです。
ノルマについて
ライブハウスのブッキングイベントに出演する際は、ノルマというものがあります。
ノルマとは、最低何人はお客さんを呼んでくださいね!というものです。
東京都内のライブハウスの平均的なノルマは、1500円のチケット×20枚くらいが相場だと思います。
ノルマを達成できなければ怒られるとかは全くないのですが、達成できなかった分は自分たちで払わなければいけません。
これは、現代のライブハウスが、家賃や人件費などのランニングコストを払い、運営していく為に仕方の無いものです。
ライブをやって出費するなんて誰だって嫌でしょうから、頑張ってプロモーションして、チケットを売りましょう。
ネットやオフラインの集客
ライブが決まったら、いや決まる以前から、プロモーション活動はしっかりしましょう。
今の時代はTwitterやFaceBookなどのSNSもありますし、YouTubeやSoundCloudなど、映像や音源を全世界に公開できるツールがあります。
また、オフラインでも家族や友達への宣伝も大切です。
ライブハウスというのは、一般の人にとってはなかなか入りづらい非日常の空間です。
そんな場所に足を運んでもらう最初のきっかけとして、ネットやCDなどでまずは自分たちを知ってもらう活動をしていきましょう。
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対バンについて
ブッキングイベントは、もちろんワンマンではないので、いくつかのバンドと一緒に作り上げ、盛り上げていきます。
そして、対バンの演奏を聞いたり、話したりして、交流を持っていきましょう。
仲良くなれば、より一層切磋琢磨できますし、お互いの主催イベントに出演者として呼び合ったりする関係になるかも知れません。
何より、仲間は一人でも多い方がいいですよね。
一年を通しての活動
始まったばかりのバンドというのは、世の中にあまり知られていない上に、創作物(音源やMV)もあまりありません。
そこで私が提案したいのは「春夏にライブ、秋冬に創作」という、半年ごとにメインの活動を切り替えるというものです。
春夏などの人がアクティブになる時期にライブを集中して各地域の各ライブハウスを回り、秋冬に曲作りやレコーディング、プロモーション活動をメインに活動するというものです。
もちろんバンドによって、動きやすい活動の仕方があるので、絶対にお勧めという訳ではありませんが、世の中の誰も知らない未熟なバンドが効率よく成長し、ほどよいスパンで新曲を発表していける理想的なサイクルではないかと考えるのです。
バンド活動の二つの大きなものと言えば、やはりライブと音源です。
この二つを平行して磨いていくというよりは、1年という周期の中でふたつに分けて、どちらかに集中して行く方がいいと思います。
2年、3年と経つ内に、より多くの人に知られ、クオリティの高い納得のいく音源を作れるようになり、より良いイベントでライブできるようになって行くことを実感できるのではないでしょうか。
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